離乳食を卒業して幼児食に
1日3回、必要な栄養の大部分を離乳食からとれ、形のある食べ物をかみつぶして食べられるようになったら、離乳食は完了です。でも、すぐに大人と同じ物が食べられるわけではありません。3歳頃までは幼児食と考えて、調理に配慮を。固すぎる食品、香辛料の強い物、味が濃い物、生ものは避け、子どもが食べやすい大きさ・軟らかさに調理。味付けは薄味を心がけましょう。また、1日300~400mlを目安に牛乳を飲ませます。中には偏食傾向が出てくる子も。これまではゆでていたのをいためたり、他の物とあえたりなど調理方法や味付けを変えると、食べてくれることも。細かく切ってハンバーグやミートソースに混ぜたり、カレーに入れる手もあります。 |
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奥歯が生えてきたら、本格的に歯磨きを
奥歯が生えてくる子が多くなります。1日1回、寝る前にひざの上に子どもを仰向けに寝かせ、子ども用の歯ブラシで歯磨きを。歌を歌いながらなど、楽しい雰囲気を心がけたいですね。磨く時は、歯ブラシを水で湿らせ、毛先を歯に垂直に当てて、歯の1本1本を磨くつもりで丁寧に。力任せに磨くと痛がるので、気を付けて。また、この時期には、名前を呼ぶと「ハ~イ」と手を挙げお返事をするなど、言葉の理解が進みます。「これ、ポイしてきて」と紙くずを渡すと、ゴミ箱にポイ。簡単なことならお手伝いも。できそうなことがあったら、少しずつやらせるといいですね。うまくできなかった時は大目に見て、上手にできた時はうんとほめてあげましょう。 |
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