
体の基礎ができ上がり、胎盤もほぼ完成
器官形成が終わり、骨や筋肉などが成長し始める時期です。さらに羊水の量が増えるため、赤ちゃんは手足を曲げたり、伸ばすなど自由に動き始めます。しかしママは、まだ胎動を感じません。ほかにも口を開けたり、閉じたりもします。男女の外性器ができるのもこの頃です。
また妊娠14~15週には、赤ちゃんの命綱である胎盤がほぼ完成。赤ちゃんは、へその緒を通して、酸素や栄養をもらうようになります。胎盤が完成すると、赤ちゃんはぐんぐん成長します。
赤ちゃんの重さは、約100g(レモン1個分)。身長は約16cmです。
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お腹が少し目立ち、つわりが治まってきます
この時期の子宮の大きさは、幼児の頭ぐらいです。お腹の膨らみがわかるようになるため、ママもパパも「赤ちゃんがいる!」という実感がよりわくでしょう。
また個人差はありますが、つわりが治まる時期です。つわりが終わって気分がスッキリしたら、マタニティライフを楽しんでください。ただしつわりが治まると、食欲がアップして体重が一気に増える方もいるため、体重管理はしっかりと! 急激な体重増加は、妊娠高血圧症候群などの引き金にもなるうえ、太り過ぎは難産の可能性も高まります。
子宮が大きくなると、膀胱が圧迫されて頻尿になる人もいます。
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