
新生児とほぼ同じぐらいまで成長
赤ちゃんは、皮下脂肪が増えて、体つきはふっくらしてきます。筋肉もしっかりついています。
また妊娠35週になると、肺の機能も完成に近づき、腎臓の機能も整います。さらに心拍や呼吸、体温などを調節する自律神経(交感神経・副交感神経)が成熟してきます。
全身は、赤ちゃんを守る胎脂で覆われており、爪は指の先端まで伸びてきます。個人差があるものの髪の毛が伸びる子もいます。
赤ちゃんの重さは、約2,500g(パイナップル1個分)。身長は約47cmです。
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お腹が大きくなるにつれ、母体への負担がピークに
この時期は、血液循環量が妊娠前より40%近く増え、心臓や肺への負担がピークに達します。そのため、なかには動悸や息切れなどの症状が出るママもいます。
また子宮がみぞおちまで上がってくるため、胃が圧迫されてムカムカしたり、食が進まなくなる方もいます。食べられないときは、無理をせずに少量ずつ何回かに分けて食べましょう。
ほかには大きくなった子宮が膀胱を圧迫することで、トイレが近くなったり、ちょっとした拍子に尿モレするママも。むくみやすくもなります。むくみは朝、消えていれば心配ないと思いますが、症状が1日中続く場合は、念のため受診を。
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