
スタンバイOK! ママやパパに会えるのはもうすぐ
妊娠35~36週になると、肺機能の成熟を示す“レシチン”という物質が急激に増加し、肺の働きが完全に成熟。誕生に備えて肺呼吸の準備が整います。 また腎臓機能もでき、水分がしっかり処理できるようになります。
全身を覆っていた胎脂や胎毛もほとんど消えます。体つきも皮下脂肪が十分につき、新生児らしくなります。
赤ちゃんは、あごを胸につけ、ひざを曲げてお腹に引き寄せて、誕生の日を待っています。
赤ちゃんの重さは、約3,000g(すいか1個分)。身長は約50cmです。
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お産の準備ができると、出産の兆候が現れます
赤ちゃんの頭が骨盤の中に下がっていくとともに、みぞおちまであった子宮は、だんだん下がり始めます。そのため胃がスッキリして、食欲が増進するママもいますが、最後まで体重管理はしっかりと! 産道に脂肪がつくと、難産になりやすくなります。
また出産が近づくと、不規則にお腹が張る前駆陣痛や、少量の出血が見られるおしるし、陣痛の前に羊水が流れ出る前期破水などお産の兆候が現れます。これらのサインを見逃さないようにしましょう。とくに妊娠10ヵ月になると、尿モレをするママも増えて、破水との区別がつかないことも。「おかしいな!?」と思うときは、必ず受診しましょう。
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