
心臓や腎臓などの機能が整い、肺呼吸の練習スタート
心臓は、右心房・左心房・右心室・左心室の4室にハッキリ分かれているのが確認できるほか、腎臓などの内臓器官や脳などの中枢神経の機能も充実しています。
骨髄の働きもほぼ完全になり、骨髄ですべての血液が作られるようになります。肺は横隔膜を上下させ、肺呼吸に似た動きを始めます。また聴覚もほぼ完成し、ママの血管を流れる血液の音や外界の音なども聞こえます。
この時期になると、赤ちゃんの多くは頭位(頭が下の姿勢)になります。
赤ちゃんの重さは、約1,800g(かぼちゃ1個分)。身長は約43cmです。
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赤ちゃんが大きくなるにつれ、さまざまな変化が
子宮は、おへそとみぞおちの間ぐらいまで上がってきます。お腹もせり出し、胎動もハッキリ感じられます。また胎盤も成熟します。
この頃になると、赤ちゃんに糖分(ブドウ糖)をあげようとする体の仕組みから、無性にケーキなどの甘いものが食べたくなるママもいますが、体重増加には気をつけて!
ほかにもお腹の張りを感じることが増えてきます。張りが続く、痛みが強くなる、出血などを伴うときは、すぐに受診してください。子宮が大きくなり、下半身の静脈を圧迫するため、手足がむくみやすくもなります。
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