

いざ母乳育児を始めると、ときには「これって、ど~したらいいの?」と悩むことも…。
よくある"おっぱいトラブル"の原因&解決策を紹介します。



赤ちゃんが噛む理由はハッキリわかりませんが、ママが「痛い」と嫌がったり、怒る反応を遊んでいるのと勘違いして、楽しんで噛むのかも知れません。また携帯でメールをしたり、テレビを見ながら授乳していると、ママに注目して欲しいという気持ちから噛む子もいるようです。さらに、歯が生えはじめはムズがゆくて噛んだりもします。
もし噛まれそうなときは、早めに赤ちゃんの口の中に指を入れて、おっぱいから離してしまいましょう。「痛いからやめてね」と繰り返しお話しすることで、おさまることもあります。
傷が痛むときは、絆創膏を放射線状に貼って、傷をガードしながら授乳できます。半透明や透明の絆創膏なら、赤ちゃんが気になって触ることが少ないようです。ただし誤飲には、十分気をつけて! 絆創膏は、長めに貼ると安心です。
また、おっぱいがいつもと違うとき(味、やわらかさ)も、「へんだよ~!」というサインで噛む赤ちゃんもいます。食事内容や授乳を整えることで、噛まなくなることもあります。



母乳が大好きな子は、離乳食をあまり食べないことがあります。
しかし「食べないから」といって、母乳だけに頼るのはNG。母乳には母乳のメリットがあるように、離乳食にも離乳食のメリットがあります。例えば、食べる楽しさを覚える手づかみ食べは、母乳では体験できないことです。さらに食べ物をよく噛んで飲み込む咀嚼(そしゃく)も、離乳食を通して覚えていきます。また栄養面も、とくにたんぱく質、鉄分は離乳食から積極的に摂って欲しいです。

大切なのは量を食べることではなく、まずは離乳食に慣れること。焦ることはないので、毎日少しずつ進めてください。
離乳食を食べないと、断乳を考えるママもいますが焦りは禁物! 断乳は、1歳を過ぎて、しっかりひとり歩きができるようになってからで十分です。
